Phractis

ローカルLLMで年鑑EPUBを安全・正確に分析するシステムを作って学んだこと

目次
  1. きっかけ
  2. 学んだこと
  3. 自分なりの理解
  4. 実践へのつなげ方
  5. 次に試すこと

きっかけ

手元にある各種数値辞典データを、自分の PC 内(完全ローカル環境)だけで質問・分析に使いたいと考えました。

満たしたかった条件は、次の2点です。

  1. 本文やデータを外部に一切送信しないこと
  2. 提示される出典と数値が常に正確であること

学んだこと

自分なりの理解

LLM アプリケーションの信頼性は、モデル自体の賢さよりも、それを取り巻く仕組み(アーキテクチャ) で決まると感じています。

LLM の役割は「取得した原文と計算済みの値を、自然な言葉にまとめること」だけに絞るのが賢明です。事実の参照元や数値計算といったクリティカルな部分は、プログラム側で検証可能な領域に留めておきます。この切り分けができていれば、出力に誤りがあった際も「どこで問題が起きたのか」を正確に追跡できます。

実践へのつなげ方

今回の学びから、今後の開発や業務では以下を徹底していこうと考えています。

次に試すこと

まずは v1.0 を日常的に使ってみます。その中でうまく答えられなかった質問をメモしておき、順次評価セットへ追加していく予定です。